十二単 餅しゃぶ、発祥の由来
町屋 清水庵は元々、創業百年余の老舗餅屋でした。
しゃぶしゃぶ発祥の地とも言われるくらい鳥取ではしゃぶしゃぶを食べる機会を多い地域です。
餅屋の老舗ならではの発想からお餅を活かした料理が出来ないか試行錯誤を重ねた結果、
お肉のしゃぶしゃぶに見立ててお餅を薄く切ってしゃぶしゃぶすると、
とろりとした食感とすっと抜けるような風味が特徴的なしゃぶしゃぶが出来上がりました。
最初は栃餅の風味だけでしたが、胡麻やよもぎ椎茸等、種類を増やしていき、
十二単の彩りになり現在の「餅しゃぶ」が完成しました。
餅しゃぶの製造工程
①蒸米
浸漬したもち米を洗米し、しっかり水切りしたもち米をボイラーで蒸します。
②餅搗き
クランク式餅つき機でつきあげる為、杵が大きくストロークが長くもち米をつぶす力が強い為、短時間でコシのある餅がつけます。
③成型、冷蔵固化
長方形の棒状のお餅に成型し、数日の間、冷蔵庫で餅を固めます。
④切断
お餅を薄く切って完成です。お餅の厚さは試行錯誤重ねた厚さにしています。